1.リーマンショックからの脱却。目標を掲げてV字回復

リーマンショックからの脱却。目標を掲げてV字回復

リーマンショックの影響でA社の主要原材料が大幅に値上がり、多額の損失を受ける。さらに得意先との取引の減少により資金繰りが難航。金融機関から事業改善計画の提示を求められた。

業種 鉄鋼製品製造 従業員 70名
年商 15億 創業 60年

改善に向けての取り組み

最初に経営者がこの先どうしていきたいかの面談からスタート。自分達の現在の立ち位置が分からずに計画は立てられないため、現状把握をするために徹底的に数字を洗い出した。A社の問題は今まで目標管理がなく、数字目標も曖昧であったこと。景気が冷え込んだときに、第三者から見て経営が不透明で金融機関にきちんと弁解することができなかった。そのような状況下で当然、従業員も先が見えず不安があり、経営者と距離がある状態であった。経営者と従業員の距離を縮めることが課題として見えてきた。経営者の想いを明確にし、目標数字を決めた。それを従業員に分かりやすく伝え、実行していくことが今回の経営改善のポイント。売り上げ目標、原価目標の設定。そのためには業務を細かく洗い出し、それぞれの役割を明らかにして指示命令系統もしっかり組み立てられるようにした。景気が上向いたとき、その流れに早いタイミングで乗れるように、悪い時期にやるべきことをしっかりとやった。

改善までの流れ

step1 現状把握
  • 経営者の想い
  • 数字から見る過去の実績
  • 現在の経営状況
step2 目標設定
  • 売上目標
  • 原価目標
  • 目標管理制度
step3 アクションプラン策定・管理
  • 目標達成のための
  • 行動目標の明確化
  • 進捗管理
step4 事業改善へ
  • 事業計画透明性
  • 財務状況改善
  • 雇用定着率改善

問題解決後

経営者の想いが社内に浸透し、めざす目標が明確になったことで、提案や要求などもより伝わりやすい形で発信できるように。従業員の行動にも無駄がなくなりスキルの向上につながった。景気が良くなり始めたとき、その流れに乗り新規の契約を獲得。目標が達成され、評価と利益を分配すると更なる大きな目標が生まれた。結果的に得意先が増え、従業員の能力水準も上がり、事業拡大ができるようになった。

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