4.適格分割による会社再建

適格分割による会社再建

D社は、直近の業績は良好であったが、先代から引き継いだ過去の債務超過を解消できずにいた。また、関連会社も同様に財務体質の弱体化が進んでいた。

業種 建築土木業 従業員 15人
年商 7億 創業 40年

改善に向けての取り組み

債務超過の金額が多額であったため、銀行からの融資利率は高止まり。取引先の大手ゼネコンからは、新規案件の審査で指摘を受けており、早急に債務超過から脱出する必要があった。
そこで許認可等の現状分析を行ったうえで、分割手法による会社再建策を提案。会社法により様々な組織再編手法が導入されており、中小企業にとっても事業継続、事業承継、財務体質改善の有効な手法として活用できることに着目した。顧問税理士と綿密な打ち合わせを行い、解決策として「適格分割」「減資」「増資」を組み合わせることに。相談をいただいてから1年以内に債務超過を脱することに成功した。

改善までの流れ

step1 現状把握
  • 現在の経営状況
  • 過去の原因追及
step2 目標設定
  • 組織再編計画の立案
  • 実行スケジューリング
  • 顧問税理士を含む3者間協議
step3 組織再編手続支援
step4 財務改善へ
  • 財務状況の改善

問題解決後

債務超過を解消したことにより、銀行からの融資利率は半分以下へ低減。取引先における審査も通るようになり、新規案件の受注にも成功する形となっている。その後、取引先は増え、さらに新規の設備投資も積極的に行えるようになり、ますます業績は拡大している。

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